大人になってから読んでも面白いジャンプ漫画の名作5選
週間少年ジャンプは、ドラゴンボールやスラムダンクなどの大人気作を抱えている時に最大発行部数653万部を誇ったこともある週刊誌です。
「友情」・「努力」・「勝利」、これらをジャンプの3大原則とし、掲載作品はこれらのテーマを取り入れているものが多いのがジャンプの特徴です。
どちらかと言えば小学生~高校生を対象にした漫画が多いのですが、そんなジャンプ漫画の中でも大人になってから読んでも面白い、むしろ大人になってから読んだ方が面白いと思うジャンプ漫画の名作5選をご紹介します。
コブラ
世界一女性のお尻を魅力的に描く、寺沢武一先生の代表作。
左腕のサイコガン・咥え葉巻がトレードマークの三枚目、宇宙海賊のコブラが主人公でネットでは鬱フラグブレイカーとしても有名です。
先ずとにかく言いたいのは、この主人公コブラがとにかくカッコイイ。また、セリフ回しがとてもオシャレ。
私はコブラよりカッコイイ主人公を他の漫画で未だに見たことがありません。
ストーリーの大枠は、敵対する宇宙海賊ギルドに狙われるコブラが、相棒のアーマロイドレディと共に宇宙船タートル号に乗って財宝探しをしたり、敵と戦ったりするスペースオペラ。
長編回、短編回とありますが、ストーリーは大人向けで、どれもとても良く練られていて質が高い。
なぜ少年誌で連載していたのかが不思議なくらいの作品です。
花の慶次-雲のかなたに
北斗の拳の連載が終了した少し後の、まだまだ脂がのっている頃の原哲夫先生の作品です。
戦国武将の傾奇者である前田慶次が主人公。
ネットでも有名なセリフ、「だかそれがいい」は花の慶次が元ネタです。
ケンカが強く、権力者に媚びへつらわず、情に厚い。そんな男から見ても惚れ惚れする安土桃山時代での前田慶次のお話。
脇役の戦国武将、直江兼次・伊達政宗・奥村助右衛門なども魅力的。
前田慶次の傾奇いた男らしい行動にスカっとしたい方、仲間との武骨で男臭いやりとりに熱くなりたい方にオススメです。
シティーハンター
北条司先生のキャッツアイと並ぶ代表作。
新宿を舞台にした街のスイーパー、シティーハンターと呼ばれる冴羽僚を主人公にした作品です。
毎回、依頼人(美女)に手を出そうとするスケベな主人公の冴羽僚と、それを阻止するパートナー槇村香とのドタバタを織り交ぜながら、最後はカッコよく事件を解決します。
サンライズのアニメも大変良くできており、オススメです。エンディングの「still love her」は名曲。
アウターゾーン
ジャンプでは異色だった漫画、アウターゾーンです。
一言で言えば主人公ミザリィを案内人とした、世にも奇妙な物語。
1話完結が基本で、ストーリーもクオリティが高い。
「わしはサンタじゃ!!」という話は今でも大好きな超名作です。
電影少女
大人というよりか、中高生にオススメの漫画かもしれません(笑)。
女の子のパンチラを描かせたら、右に出る者はいないと言われる桂正和先生の恋愛漫画の代表作の一つです。
ある日、冴えないが心優しい主人公の高校生、弄内洋太が失恋した帰り道にレンタルビデオショップに立ち寄ります。
そこで借りたレンタルビデオから女の子がとびだしてきます。その名も天野あい。
最初は洋太をなぐさめる目的で、その後、目的は好きな子と付き合える為への応援に変わり、そして・・・。
古い漫画が多くなってしましましたが、この時代がジャンプの最盛期だったと思います。
大人になってから読んでも面白いジャンプ漫画5選でした。
それではまた。